私が皆さんの家具をご案内します
今日は梅雨らしく雨のお天気です。
おとといの工場の様子ですが、すのこベッドの製作風景をご紹介します。
東京都葛飾区のY様からオーダー頂いた、引き出し収納のあるスノコベッドです。
同じベッドを2台ご注文いただきました。
通常のすのこベッドは、ベッド下がオープンになっているものが多いと思いますが、今回はベッド下の半分のスペースを引き出し収納として使用されます。
そのため、ベッドの半分は通常のスノコですが、もう半分は下の写真のように板が入って塞がる形となります。通気性の良さは残しつつ、収納力も抜群のベッドです。
木材は、ナラの無垢と突板を使用しています。木目がとてもきれいです。飛騨フォレストでは、なるべく節のないものを使用しています。
構造材にはパインの集成材を使用することで、コストダウンにもなっています。
引き出しは、キャスター仕様です。
設置場所が和室の場合などは、スライドレール仕様にもできますよ。
すのこベッドのオーダー例はこちらをご覧ください。
神奈川県横浜市のA様から、跳ね上げ式の畳ベッドをオーダーいただきました。
Rタイプをベースにした畳ベッドで、シングルサイズ2台を並べて大型ベッドとしても使えますし、別々に2台の畳ベッドとしても使えます。
2台並べて使った場合、どちらのベッドも内側から跳ね上げの蓋が開くようになります。そのため、ベッドとベッドの間に調整パーツが入り、手が掛けられるようになっています。
内側から跳ね上げの蓋を上げられることによって、お布団を出し入れする際などとても便利です。
↓ベッドとベッドの間に入るパーツです。
これからオイル塗装です。
加工した際に出た粉を落としてから、オイル塗装に入ります。
木材：タモ集成材
塗装：リボス社クリアオイル塗装
※収納部分には、オプションでご依頼いただいた桐の床スノコが入ります。
6月に入り、東海地方の梅雨入りも近そうですね。
今にも雨が降り出しそうなお天気です。
今日は東京都大田区のK様よりオーダーいただいたユニット畳をご紹介します。
K様ご自身で絵を描いて送ってくださり、それを基に図面を起こしています。
2畳タイプのユニット畳で、畳の周りに板間や折り畳み式の台が入ります。
台はリビングで座卓としても使えるよう、また4本脚で折りたたんで床下に収納ができるようにとのご希望です。
板間や台が入ることで、来客時に布団を敷く際のスペース確保にもなります。
外枠はできてきました。
工場では、板間部分の床下収納のフタを職人さんが作っていました。
機械が入らない部分は、手作業です。
回転式取っ手の金具を付けるために加工しています。
このように、使う時だけ手を掛けられるようにできる取っ手です。
畳：ボード畳
畳表：ダイケン 栗色 へり無し
木材：タモ集成材
座卓の木材：パイン集成材
手書きの絵を描いて、お見積り依頼をしてくださるお客様も多くいらっしゃいます。FAXやメールでのお見積り依頼もお気軽にどうぞ！
今日は、Pタイプがベースの畳ベッドを製作しています。
オプションで、人気の跳ね上げ収納に変更しています。
お布団を毎日出し入れしたい方などは、跳ね上げ収納が便利です！
跳ね上げ収納の場合、畳の下はスノコではなく、12ｍｍの合板になります。
合板はご存知の方も多いと思いますが、薄く切った単板（ベニヤ）を熱圧接着した材料のことです。反り防止のために繊維の向きを交互に並べるので、下の写真のように色の違う板が重なっているように見えます。
このままでは見た目があまり良くないので、飛騨フォレストではウッドテープを上から貼っています。
下の写真の、右側がウッドテープを貼る前、左側が貼った後です。とてもきれいな仕上がりになります！
これから跳ね上げの金具類（ガススプリングスなど）を取り付けていきます。
材質：タモ集成材
畳下：12ｍｍ合板
塗装：ステイン仕上げ（ダーク）
畳：ボード畳 へり無し
畳表：ダイケン白茶
今回は床に置くスノコもご依頼いただきました。
ベッド下にお布団や荷物を収納する場合、床にスノコがあった方が使いやすいですよね。ホームセンターなどで購入していただいても良いですが、飛騨フォレストの家具職人さんが作るスノコは東濃ヒノキを使用しており20ｍｍ厚、耐荷重が300キロですので、とても丈夫で長持ちします！
飛騨フォレストの畳ベッド・ユニット畳をご購入いただいたお客様から、感想を数多くいただいています。実際にお客様のご自宅に設置した写真もご紹介していますので、ご購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください♪
今年は桜の開花がとても早いですね。
下呂市でも見頃を迎えています。今日の工場前の桜です。
下呂市公式観光サイトでは、桜の開花情報が確認できますよ！下呂温泉へお越しの際は、ぜひチェックしてみてください。4/6（金）～は、しらさぎ緑地公園で夜桜ライトアップも始まります。桜開花情報はこちら。
今日は福岡県のK様からオーダーいただいた畳ベンチを製作しています。
同じサイズ（1800×600×H400ｍｍ）のものが2台で、それぞれ2つずつ引き出しがあります。組み立てはお客様ご自身でされます。
桟木を取り付けています。スノコをのせるためのパーツです。
この後、引き出しとスノコを製作して、クリアの天然オイルで塗装をしていきます。
材質：タモ集成材
スノコ：ひのき無垢材
塗装：リボス社 オイル仕上げ（クリア）
畳：ボード畳（へり付き）
畳表：熊本県八代市産 有機栽培表（天然い草）
畳ベンチはソファ代わりにリビングスペースに置いたり、ちょっと横になるのにもいいですよね。2つ合わせてベッドにしたり、掘りごたつ風にしたりとレイアウトも色々楽しめると思います。
ベッド以外の家具もたくさん製作事例がありますので、下のリンクからご覧ください。
東京都武蔵野市のT様より、オリジナルのユニット畳のオーダーを頂いています。
お部屋にぴったり合うように、巾木や壁面なども考慮してミリ単位で大きさを決めています。
工場ではユニット畳のフレームの加工はほぼ終わり、畳の下に入るスノコを製作していました。スノコは、ひのきの無垢材使用しています。
スノコの間隔は、こうやって小さな木を使って決めるんですね！
仕上げに磨いて、あっという間に完成です。
跳ね上げの部分は、塗装をして乾かしている段階です。
塗装したオイルが乾き、スノコの製作が終わればほぼ完成です。
材質：タモ集成材
スノコ：ひのき無垢材（跳ね上げ部は12ｍｍの合板）
塗装：リボス社クリアオイル仕上げ
畳：ボード畳
畳表：熊本県産有機栽培表（へり無し）
愛知県知多市の介護施設からオーダーいただきました。
共有スペースに設置する4畳半サイズのユニット畳です。
同じものを左右対称で、2台製作しています。
収納は、引き出しが2つずつあります。側面はナラ材の突板を使用していて、木目が引き出し部分とつながるようになっています。
フレームは、ナラの無垢材です。ナラ材は、「どんぐりのなる木」としても有名ですね。フローリングや家具の材料としても大変魅力的で、人気のある木です。硬さもあり、丈夫な家具が製作できます。
職人さんが、ユニット畳の上に設置する飾り棚を製作しています。
材質：なら無垢材＋突板
スノコ：15ｍｍ合板
塗装：リボス社クリアオイル仕上げ
畳：ボード畳 へり付き
畳表：セキスイ グリーン
ほぼ完成していますので、細かい傷のチェックを終えれば塗装に入ります。
大阪府茨木市のW様からのオーダーでPタイプのユニット畳を製作しています。
また製作を始めたばかりで形にはなっていませんが、仕様は宮（ヘッドボード）無しのシンプルなタイプで、跳ね上げ式の収納があります。
家具を製作するためには、初めに木取り（木材を必要な長さや幅に切りそろえること）をして、木材の表面を磨いたり、ダボ穴を開けていきます。
今はそれらが終わり、図面を見ながら職人さんが墨付けをしていました。
墨付けは、金具を付けたり穴を開けたりする位置の印を付けていくのですが、図面に描かれた寸法どおりに正確に行っていかないと、後々パーツを接合できないなどのトラブルになってしまいます！なので初期段階でとても重要なプロセスです。
材質：タモ集成材
スノコ：ひのき無垢材（跳ね上げ部分は12ｍｍ合板）
塗装：リボス社自然塗料 オイル仕上げ（ビーチ色）
畳：ボード畳 へりなし
畳表：セキスイ ライトイエロー
※高さは400ｍｍに変更
今日は朝は寒かったものの、昼間は久しぶりに暖かいなと感じました。この晴れ間が続いてくれればよいのですが、また明日からは雨や雪の日が多いみたいですね。
大阪府の介護施設様から、約6畳サイズのユニット畳のオーダーをいただきました。引き出しが4つあります。
下の写真右側に、スライドレール式の引き出しが4つ入ります。
通常はキャスター付きの引き出しで製作することが多いですが、今回は床がタイルということで、床の厚みを避けるため、スライドレールにしました。設置場所が和室の場合にも、スライドレールはおすすめです。
木材は、丈夫なタモの集成材です。
引き出しを取り付けたらほぼ完成です。
塗装はミディアム色のウレタン仕上げです。ウレタン塗装は塗膜をはるので傷に強く、木材の色の変化が出にくいので、施設などの場合はウレタンにする場合が多いです。
材質：タモ集成材
畳下：15ｍｍ合板
塗装：ウレタン仕上げ（ミディアム色）
畳：ボード畳 へりなし
畳表：セキスイ ライトグレー色