私が皆さんの家具をご案内します
I 様より、Sタイプの畳ベッドをオーダーいただきました。
Sタイプは、ひのき無垢材を使用したタイプと、タモの集成材を使用したタイプの2種類があります。今回は、ひのき無垢材を使用した畳ベッドを製作しています。
4本脚なので、ベッド下のお掃除も楽々です。お掃除ロボットをお持ちのお客様でしたら、お掃除ロボットに合わせた高さで製作することもできます。
ヘッド部分にちょっとした小物置きがあることで、時計やスマホなどを置いておくのにとても便利なんです。
ベッドの形ができあがり、職人さんは最後の傷チェック中。
ライトを当てて、細かく見ていきます。
組み立てた畳ベッドを一度解体して、これから塗装に入ります。
材質：ひのき無垢材
スノコ：ひのき無垢材
塗装：オイル仕上げ（クリア）
畳：ひのき畳 へり付き
畳表：熊本県産 有機栽培表
今日は久しぶりに晴れて、工場の外で天然乾燥させている木材たちも気持ち良さそうです！
工場では、神奈川県中郡のS様からオーダーいただいた畳ベッドを製作中です。
職人さんが木材の加工を終えて、塗装をしていました。塗料はリボス社のクリアオイルです。オイルを塗った直後は木材の色が濃く見えますが、乾くとほとんど元の木材の色に戻ります。国産ひのきの木目を活かした塗装です。
塗装中なので写真で全体像がわかりませんが、S様の畳ベッドはSタイプで4本脚の仕様です。ヘッド部分にちょっとした小物を置けるスペースがあって、これがスマホや時計などを置いておくのにぴったりなんです。
完成まで、あと少しです。
材質：ひのき無垢材
スノコ：ひのき無垢材
塗装：オイル仕上げ（クリア）
畳：ひのき畳（へり付き）
畳表：熊本県八代市産 有機栽培表
畳床（畳の芯）は一般的にボード床、わら床、化学床などがありますが、飛騨フォレストでは、その畳床にひのきチップを使った「ひのき畳」を製造しています。
「ひのき畳」を畳床とすることで、お部屋を調湿したり、ダニを抑制したり、断熱性に優れていたりとさまざまなメリットがあります。また心地よいクッション性も人気のひとつです。
ひのき畳の製造は、東濃桧の仕入れから始まります。多くは樹齢20年以上、直径約20センチ以上のひのきを木材市場で仕入れてきます。そして工場でまずは樹皮を剥きます。
樹皮を剥いた後、原木そのままの大きさではチップにするための機械に入らないので、チェンソーで玉切りにしていきます。
その後、専用のマシンで細長いチップ状にスライスして温風乾燥すると、ひのき畳の芯として使えるようになります。東濃桧は特に精油が多く含まれているので、チップにする工程の時には工場中にひのきの香りが広がりとっても癒されます！
間引きされる間伐材や小径木（住宅建築用などに使う大きな木を育てたり、土砂災害から森林を守るため）から畳を製造しているので、天然資源の有効利用につながっています。
