下呂市では、今日も雪がちらついています。積もるほどではないですが、春が待ち遠しくなりますね!
今日は東京都世田谷区のT様からのご依頼で、ユニット畳を製作中です。こちらのユニット畳は、ナラの無垢材を使用しています。
木取りが終わり、外枠などのパーツに穴を開ける加工をしています。
加工途中ですが、コンセント用の穴です。上枠となる幅30cmのナラ材に開けています。幅が30cmあると、TVやキャビネットなどいろいろ置けそうです。
外枠と、引き出しになるパーツです。
引き出しは2つです。2つの引き出しの木目が繋がるようにこれから加工していきます。
木の切断面を見ると、中心部分の色が濃く、樹皮に近い部分は色が薄いことがよくあると思います。我が家のフローリングの杉なんかがまさにそうなのですが、濃い部分を「赤身」、薄い部分を「白太(しらた)」というそうで、家具では一般的に見える部分には白太が出ないようにするそうです。
これは、家具として加工する段階の木材は乾燥していますので、強度や耐朽性の問題ではなく見た目(色の差)の問題だそうです。今回のユニット畳も白太が出ないように職人さんが加工されていました!
木材は、いろいろ知ると奥深くて面白いです。