リボスの自然塗料

飛騨フォレストが使う塗料（オイル仕上げ）

弊社で使っているオイル仕上げは「リボス」の塗料を使っています。よく聞かれるメーカーに「オスモ」をご存じの方も多く、どちらもドイツの塗料になり、日本ではこの2社が有名ですが、たくさんの塗料メーカーがあります。
なぜドイツ？って思われますが、ドイツは自然素材を使った建材への意識が高く、価格より品質を重視される国民です。口に触れる可能性の高い子供用の玩具にも使われています。国産メーカーに比べるとコストは上がりますが弊社も安全性を重視しリボスを使っています。

畳ベッドを製作し始めた頃に、リボス本社に行ってきました。そして塗料の安全性と施工説明を聞いてきました。森の中にある素敵な工場と事務所で、想像以上に素晴らしい説明を受けそれ以来リボスの塗料を使っています。

皆さんからのお問い合わせの多いメンテナンスについて、小上がりや畳ベッドのご使用の場合、テーブルと違い上で食器等を擦らないため、特にメンテナンスは不要になります。テーブルなどに使われる場合は、1年に一回以上の上塗りをお勧めします。ウレタンとオイル仕上げで迷われる場合は、ウレタンは仕上がり感がきれいなことと、水に対して強いため、テーブルなどに向いています。デメリットではありませんが、オイル仕上げの場合は氷の入ったコップを置くと輪染みができます。

使用する塗料

クノス（クリア色）

ウォールナット材の仕上げに使っています。

ほのかなツヤがあるため、ウォールナット材の良さが引き立ちます。下地にはアルドボスを塗装します。アルドボスをしっかり浸透させてからクノスで仕上げることで、撥水性・耐久性がさらに増し、メンテナンスもしやすくなります。

アルドボス（クリア色）

タモ集成材・オーク材・チェリー材・ウォールナット材

汗・唾液に対する色彩堅牢性についてのドイツ工業規格（DIN　53　160）に適合。 幼児用木材玩具としての安全規格（DIN　EN　71 Part3）に適合。

タヤエクステリア（着色）

タモ集成材・オーク材

顔料は岩石などから採取された天然の着色です。有機栽培の亜麻仁油が木材を保護し、天然顔料を多く配合していますので、紫外線カット効果と防水性が優れています。

グレイボ（蜜ロウ）

メープル材・ブナ材・ひのき材・ひのき集成材の仕上げ

白木の材料に使用することにより本来の木の色のままお届けできます。液体の純度の高い蜜蝋を主成分とした蜜蝋ワックスです。快い香りでシルクのような光沢が出て、静電気を防止するので防塵効果があります。塗膜が薄いため、テーブルに使われる場合は1年に1回以上、上塗りをお勧めしています。