小泉誠 デザイン畳ベッド

健康ひのき畳の畳ベッドユニット、畳収納畳ベッドのラインナップ
お部屋にあったデザインをお選び下さい
畳ベッドのサイズ変更なども可能です
飛騨フォレストの畳ベッド

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この畳ベッドシリーズが出来るまで

この畳ベッドシリーズが出来るまで

弊社のホームページにお越しいただきありがとうございます。
私なりに完成するまでの、経緯などを記載しています。
お読みいただき、少しでも弊社の畳ベッドをご理解いただき
ご検討いただければ幸いです。

Introduction

多くの畳ベッドは、和を意識したデザインや、販売価格を第一に考えて、素材も安く販売できるための材料選びをしている畳ベッドが主流となっています。もちろんこの考え方(畳=和風 コストを抑え安く販売)で製作することが一般的です。弊社は、素晴らしい効果を持っている桧をを畳に利用し、健康的な畳を作っています。その「健康ひのき畳」を利用し、フレームにも岐阜県の桧材を使用して、畳ベッドを販売を開始しました。
良質の材料を使用すると、材料費が高くなります。そして、通常の工場→問屋→ショップ→お客様のルートにて販売をするととても高価な商品になってしまいます。いいものを高く販売することは簡単ですが、出来る限り製造に掛かる費用以外のコストを抑えてお客様に販売したく、工場→お客様に直販の販売方法にしました。またインターネットを利用することにより、カタログの制作費が無くなり、在庫も待たず、受注生産することにより、商品の価格を抑えることもできました。(自作の簡単なパンフレットはございますのでお問い合わせいただければお送りします)
さらに受注生産は、サイズ変更などの特注のご要望にもお値打ちにお応えできます。
お陰様で、このコンセプトをご理解いただき販売台数も伸びてきました。

Concept

現代の新築住宅にて和室が少なくなっています。しかし、新しい和の空間を望まれるお客様が増えてきまして、そのご要望でもっとも多い内容が、「和風を意識させない和の空間」、「日中は、畳の上でお茶を飲み、夜はベッドとして使いたい」でした。この時にPタイプの販売を始め、ベッドを意識させないデザインにして販売を開始しました。
しかし「新しい和の空間」は私たちでは、解決できなくデザイナーにお願いし解決できないかと考え、以前お世話になった小泉誠さんにデザインの依頼することになりました。小泉誠さんの家具は素材を良さ(材質・木目)を大切にされたデザインが多く、また新しい生活スタイルを提案するデザインをされ、今回の皆様のご要望にお応えできそうな感じがしました。
「新しい和の空間」、「素材感」、「シンプルなデザイン」をコンセプトとした新しいタイプの畳ベッドを、小泉誠さんに説明しデザインの依頼をしましたら、快く引き受けていただき、桧材・杉材・タモ材を使用した3タイプのデザインを提案していただきました。当初は1台の製作予定でしたが、どの畳ベッドも素 晴らしく3タイプとも販売に向けて動き始めました。

Arrangements

今までは、製作する側の考えで作っていましたが、今回はデザインが先にあってこのデザインに近づけるよう、何回も工場と打ち合わせをしました。製作する側がデザインを考えると、作り易いデザインになる可能性が高く、新しいデザインをすることが難しくなります。しかし、デザイナーは、新しいデザインを提案することにより、畳ベッドの固定概念を脱することができます。また、デザインを形にすることは、私たちに新しい技術を学ばせてくれます。今回は、全てのタイプにてお部屋でお客様が組立できる構造を採用することなど課題もありました。

最初のモデルが完成し、小泉誠さんの事務所にて、モデルを見ながら図面では分からない全体のデザインの確認をしました。
全体の微妙なバランスを、少しのサイズ・デザイン変更をして最終のサイズ・デザインが決定しました。畳ベッドは約1m×1mの大きさで、少しサイズやデザインを変更しても変わらないのでは思っていましたが、少し変わることにより全体の雰囲気が変わりました。

Photography

当初は、他の商品と同様に自社にて撮影を行う予定でしたが、小泉誠さんのデザインを皆様にお伝えするには、スタジオにてプロのカメラマンに撮影を依頼することが、望ましいと判断しました。最終モデルが完成し名古屋まで小泉誠さんにお越しいただき撮影を行いました。

Summary

他の商品と同様に、誠に申し訳ございませんが、商品を見ていただくショップ・スペースがございません。高い商品ですので、実物を見て検討されることが理想ですが、私どものコンセプトをご理解くださるようお願いします。小さな材質見本をお送りすることは可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

Special Thanks

Designer Makoto Koizumi Koizumi Studio
Producer Fukiko Yamakawa BLOG
Photographer Miyuki Suzuki  
Assistant Sayaka Kobayasi ソウ意匠